【新語・流行語大賞 2017】 年間大賞・トップテン 大予想
ユーキャン
新語・流行語大賞2017
大予想!!!!!!
なぜだかわからないが、
急に予想してみたくなったということで、
割と本気で予想してみますよ
1 ユーキャン新語・流行語大賞について
まずは、ユーキャン新語・流行語大賞について、簡単に説明しましょう
(新語っていちいち打つの面倒だ)
この賞は、1年の間に発生したさまざまな「ことば」のなかで、軽妙に世相を衝いた表現とニュアンスをもって、広く大衆の目・口・耳をにぎわせた新語・流行語を選ぶとともに、その「ことば」に深くかかわった人物・団体を毎年顕彰するもの。
1984年に創始。毎年12月初めに発表。『現代用語の基礎知識』収録の用語をベースに、自由国民社および大賞事務局がノミネート語を選出。選考委員会によってトップテン、年間大賞語が選ばれる。
選考委員会は、姜尚中(東京大学名誉教授)、俵万智(歌人)、室井滋(女優・エッセイスト)、やくみつる(漫画家)、清水均(『現代用語の基礎知識』編集部長)で構成される。
ということみたいです。歴史が想像以上に深い。
選考委員会の人数結構少なくないと思った。選考委員の主観も選考に少なからず影響してくるんですかね。
流行語大賞については色々な議論があるみたいです
「そもそも俺の中で流行ってねえし」というネット民の意見から
「政治的な言葉を流行語と認定するのはおかしい」という真っ当な意見まで
様々あるようですが、僕としてはこのイベント、超絶大好きと毎年のように叫んでる
ああもう今年も終わるのかと感じる一つのタイミングになるし、
なんといっても、その一年を象徴する「流行語」のおかげで、後々その年のことを振り返れる楽しさがある
「2014年の年間大賞がダメよ~ダメダメとか????は??」
「えええ。ちょうど10年前はハニカミ王子が流行った年なのか。
もう50年くらい前のことかと思ってたわ」
とか言って当時を思い返すの、す~~ごい楽しい。
「流行語大賞は未来のためにあるのだ」と、スタバに陣取る女子高生が語っているように、今後のことを考えて、
無理矢理にでも賞を与え、発表直後に批判を浴びまくるスタイルを貫くイベントこそ、『ユーキャン新語・流行語大賞』なのです。
賞の発表は毎年12月の初めにされるそうで、
今年は12月1日(金)となっております。
2 過去の受賞作から学ぶ傾向
さあここからは過去の受賞作から傾向を学んでいくぞお
まずは2016年のトップテンをリストアップしました。
年間大賞
神ってる スポーツ
トップ10
聖地巡礼 アニメ・映画
トランプ現象 政治(海外)
ゲス不倫 芸能
マイナス金利 行政
盛り土 政治(東京都)
保育園落ちた日本死ね 政治(国内)
ポケモンGO 社会現象
(僕の)アモーレ 芸能
PPAP 芸能(お笑い)
というようになっております
ざっくりとしたジャンルの内訳は、
スポーツ 1
アニメ・映画 1
政治 3
芸能 3
行政 1
社会現象 1
です。
各分野からまんべんなく選ばれているようです
記憶が新しいからか、どの言葉も比較的馴染みのある言葉だと感じました
意味がわからない,聞いたことがないような言葉が無いからかな~
この10語の中で大変興味深いのが「保育園落ちた日本死ね」で、
すんんごい批判浴びてましたね、「死ね」という言葉が美しくないだとかで。
そして実はその受賞者が、山尾志桜里さんなんですよね。驚きです。今年は「男女の関係はありません」で二年連続の受賞なるでしょうか。30のノミネート語外からの挑戦になりますが、奇跡の受賞に期待しましょう。
http://singo.jiyu.co.jp/award/award2016.html
さて、一年一年のトップテンをいちいち打つのが面倒になったところで、
2007年から2016年までの間に受賞した言葉の内訳を整理したので、
それを提示します
政治 18
社会問題 16*1
社会現象 15
スポーツ 10
芸能 10*2
テレビ 9*3
商品 4
気象 4
アニメ・映画 4
その他 12*4
やはり、政治の言葉が一番多いみたいです。
政治,社会問題,社会現象の上位3つが、10年間で49語を占めていることから、
一年平均ほぼ5語がトップ10入りしていることになります。
つまり、「トップ10の過半数は政治,社会問題,社会現象に関係する語になる」
という傾向を掴むことができました。
それ以外になると、スポーツ,芸能,テレビが平均1語ずつ、
残り2つの席を、商品,気象,アニメ・映画で争うという形になるでしょう。
これはあくまでも大まかな傾向です。
東日本大震災があった2011年のような大きな出来事があると、
一つのジャンルに偏ることもあります。
2017年は、社会の根底を変えたと言われるような大きな出来事が起きていないので、
例年通りバランスよく10語が選出されると思われます。
3 2017年 ノミネート30語
2017年度新語・流行語大賞のノミネートとして30語が選ばれました。
以下がその30語です。
アウフヘーベン/インスタ映え/うつヌケ/うんこ漢字ドリル/炎上○○/
AIスピーカー/9.98(10秒の壁)/共謀罪/GINZA SIX/空前絶後の/
けものフレンズ/35億/Jアラート/人生100年時代/睡眠負債/線状降水帯/
忖度(そんたく)/ちーがーうーだーろー!/刀剣乱舞/働き方改革/
ハンドスピナー/ひふみん/フェイクニュース/藤井フィーバー/
プレミアムフライデー/ポスト真実/魔の2回生/○○ファースト/ユーチューバー/ワンオペ育児
「ちーがーうーだーろー!」の存在感が大きすぎる。すごい。
自分は普通の学生ですが、聞いたことがない言葉いくつかありますね、勉強不足ですみません
特に「アウフヘーベン」。これ。「バウムクーヘン」の進化系のお菓子のことかな。聞いたこともないし、意味わかんない。
正確に意味も言葉の出どころも把握している人、どのくらいいるのだろうか。
その意味は、「あるものを、そのものとしては否定しながら、更に高い段階で生かすこと。矛盾するものを更に高い段階で統一し解決すること。止揚。揚棄。」だそうです。わかるようでわからないような。
バズフィードに面白い記事がありました。
小池都知事だったのね。なるほど。「アウフヘーベン」を日本で自慢げに使いそうなランキング35849年連続第一位なだけあるな。
記事内に
『ちなみにこの取材時、小池知事はアウフヘーベンについてこう解説している。
という記述がありました。吹きました。
さすがですね。こういうスタイル逆に好印象ですわ。
長々と書いてきましたが、トップテンに入る可能性はほぼゼロでしょう。
でも、なぜか明日から使いたくなる言葉ですね。
「君が食べているそのバウムクーヘンと僕が食べているこのバウムクーヘンをアウフヘーベンするためにお互いバウムクーヘンを交換しようじゃないか」
とか使ってみたい。
それ以外だと、うつヌケ、睡眠負債、線状降水帯、刀剣乱舞、ポスト真実は、意味がわからなかったので、しっかりと検索しました。ちゃんとニュース見ないといけませんね。
この中から10個選ぶの結構大変そうだな~~選考委員会の方には頭下がりますね。毎年のようにありがとうございます。
4 新語・流行語大賞 トップテン,年間大賞 予想
さあいよいよ予想していきます。
まず、トップテン入りするだろう10語を選出します。その後、10語の中から年間大賞を厳選します。
トップテン予想
1 インスタ映え (社会現象)
120%入るでしょう。大賞も十分にあり得ます。インスタを使いこなす若者はもちろんのこと、インスタとは縁のない年齢層高めのおっさんも「ほら~~~インスタ映え~~」などと、若者との距離感を縮めるために闇雲に使うことにより、逆に若者に敬遠される事態に陥ってしまうなど、老若男女問わず使われていました。まさに流行語と言えるのではないでしょうか。
2 共謀罪 (政治)
今年5月29日、「組織的犯罪処罰法改正案」(「テロ等準備罪」法案)が、参院本会議で審議入りし、各メディアが「共謀罪」と表現したことで、世間に広まりました。こちらも間違いなくトップテン入りするでしょう。受賞者が誰になるのかも注目です。
3 35億 (芸能)
ここは正直迷いました。芸能系は過去の傾向から間違いなく一つは入るので、「空前絶後の」とどちらかになるでしょう。流行った時期が35億の方がやや後だったことを考慮し、35億を選出しました。空前絶後のは、上期にはかなり流行っていましたが、後期は息切れした印象があります。一年中ずっと人気を保つのは難しいですね。お笑いネタが二つ選出される可能性は低いでしょう。
4 忖度(そんたく) (政治)
五十音順に選出してきましたが、ここからは確実に選ばれるだろうと判断したものから挙げていきます。忖度は必ず入るでしょう。この言葉が知れ渡ってからは、家族間や友人間でジョークとして使った人がたくさんいるのではないでしょうか。「インスタ映え」と大賞を争う構図だと予想しています。ただ、受賞者として当日誰を呼ぶのかが、大変悩ましいです。籠池夫妻はあり得ませんし。籠池家の長男が最も有力だと考えておりますが果たして。
5 プレミアムフライデー (社会現象)
確実とまではいかないにしても、かなり有力です。今年2月24日から導入された消費喚起キャンペーンです。毎月のようにTwitterのトレンドに入っており、話題性は十分です。ネット上では自虐ネタとして使われることが多かった気がします。来年以降はどうなるのでしょうか。
6 〇〇ファースト (政治)
政治用語はこれで3つ目になりますが、こちらも有力です。今年は都知事選や都議会選があり、そのたびに小池知事の〇〇ファーストが世間を賑わせました。アウフヘーベンは惜しくも選出外となりました。残念です。
7 9.98(10秒の壁) (スポーツ)
ここからの4つは人によって意見が分かれるでしょうね。上6つはどの予想サイトを見ても入っています。まず、ジャンルを見直したところ、スポーツの言葉が入っていないなとすぐ気づきましてので、これを選出しました。先述のように、スポーツ関係は毎年一つずつ選ばれる傾向があります。9.98は、流行語かどうかを考えると微妙な線ですが、新語だと捉えれば、トップテンに選出する意味が出ます。そういった経緯から選びました。僕自身、桐生選手と同い年なので、その応援の意味もあります。
8 けものフレンズ (映画・アニメ)
ざっと見た時には一度スルーしましたが、ジャンルの傾向を考慮して選出しました。アニメに関してはかなり疎いので、どれほど流行ったのか把握できていません。申し訳ございません。ノミネートされた30語の中で、唯一の映画・アニメ系の言葉だったので、選ばさせていただきました。獣友達信じてるよ。
9 Jアラート (政治)
またしても政治系です。悩みました。すごく悩みました。自分自身が耳にする目にすることがかなり多かったので選出しました。北朝鮮のミサイルですが、最近になって少しメディアの取り上げ,世間の関心が落ちているという印象があり、このタイミングで取り上げて今一度注意喚起をさせるという、選考委員会の目的があったりするのではないかと予想しました。あり得なくはない展開です。
10 ひふみん (テレビ・芸能・社会現象)
最後の一つです。ひふみんにしました。好きだからです。以上。
と言いたいところですが、理由がしっかりあります。これまでに挙げたトップテン9つのジャンルは、「政治 4,社会現象 2,芸能 1,スポーツ 1,映画・アニメ 1」です。
あとひとつ、選考委員がどういうジャンルが欲しがるかと考えたときに、9つの中に無かったのが「テレビ」枠です。なぜ、テレビ枠が欲しいのか、それはメディアにたくさん取り上げてもらえるからです。テレビでお馴染みのタレントを授賞式に呼ぶことができれば、その分テレビのニュースなどで取り上げてもらえる時間も長くなるでしょう。スポンサーであるユーキャンとしても、そういう思惑があるでしょうね。
それらを一発で解決するキャラクター、それが「ひふみん」なのです。
ひふみんはテレビのタレントとしても、今年、社会現象となった将棋ブームの火付け役としても、流行した人物の1人と言えるでしょう。このような背景から最後の一つとして選びました。同じ棋士である、「藤井フィーバー」とも迷いましたが、テレビの露出はひふみんの方が多かったはずです。
トップテンの選考が終わりました。最後に年間大賞を選出します。
年間大賞予想
「インスタ映え」です。
忖度と非常に迷いましたが、どちらが老若男女問わず使われたか、流行したかという観点で最終的に考えました。ユーキャン新語・流行語大賞の公式サイトには、新語・流行語大賞の定義として、「軽妙に世間を衝いた表現とニュアンスをもって、広く大衆の目・口・耳をにぎわせた」とあります。「インスタ映え」及びインスタグラムは、まさに、大衆の目と口と耳を大きく賑わせたものであります。忖度はちょぴりマイナスな表現で、印象もインスタ映えほどよくありません。授賞式に誰を呼ぶか問題もあります。インスタ映えは渡辺直美を呼んでおけばなんとかなりそうです。
以下が予想のまとめになります。
年間大賞 インスタ映え
トップテン 9.98(10秒の壁),共謀罪,けものフレンズ,35億,Jアラート,忖度,ひふみん,プレミアムフライデー,〇〇ファースト
次点(うわ~~~惜しかったと言うときのため)
フェイクニュース (社会問題枠で入る可能性あり)
ユーチューバー (小学生がなりたい職業ランキングの上位に入るなど、若者にはかなり馴染みのある言葉。ネットでの話題喚起を重視した場合、入る可能性あり)
「2017年 ユーキャン新語・流行語大賞」のトップテン,年間大賞の発表は12月1日(金)の午後5時です。そのときを楽しみに待ちましょう。